ラリーカーのブレーキ
ラリーではターマックとグラベルでブレーキシステムを使い分ける。具体的にはターマックラリーではレーシングカーのような大容量のブレーキキャリパ-と大径ディスク、グラベルでは15インチホイール適合サイズのキャリパ-&ディスクである。ブレーキへの負荷が高いのはレースと同じ。そのため、ブレーキキャリパ-の中に水を通してクーリングするものもある。市販車輛と大きく違うのがブレーキブースター(倍力装置)である。通常のクルマはエンジンで発生する負圧を利用してペダルの踏力を大きくしてブレーキキャリパ-に伝えるようになっている。しかし、ラリーの場合ペダルタッチとコントロール性の向上という理由とエンジンマネージメントシステム(ミスファイやリング等)により負圧が発生しにくいという2つの理由でこのブースター機構がついていない。普通のクルマでエンジンがかかっていない時のブレーキペダル状態に似ている。そのため全開で走るラリーカーのドライビングにはブレーキを踏む足にも相当な負荷がかかる。ドライビングもまさしくスポーツなのである。
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