ラリーを体感してみたいと言われれば、当然”一番近くで行われるWRCを見に行ったうがいい”と答えるが、海外旅行だって安くはない。他の何物にも増してラリーが一番!とでもいう人でない限りいきなり大金をはたいて海外にラリーを見に行くなんてことはないだろう。一番近いところはニュージーランドかアーストラリアだろうがこれだって10時間以上のフライトだ。気安くはいけないと思う。かといって日本で行われているラリーはいままでの日本の交通事情的背景から参加型イベントであって、決して見に行って非現実的なものを見れるショー的要素はない。むしろ、”ラリーってこんなものか”という落胆めいたものを持ち帰ってもらうことははどんなラリーファンだって望んではいないだろう。
じゃあどうすれば・・? 私は全日本ダートトライアル選手権を見に行くことをお勧めする。こちらは日本全国各地で転戦しているので身近な場所で開催される機会はあるだろう。ここではほとんどふだん走っている車と変わらないナンバー付き車両もあるが、爆音の改造車がお勧め。これこそが非現実の世界。トライアル場で行われる競技、そういう意味でダートトライアルはサーキットレースのダート版ともいえるかもしれない。がしかし、このようなマシンが普段自分たちの身近な公道を走ると置き換えればこれは心躍ることであろうことは想像できると思う。まさに日本以外ではラリーイベントでこのような迫力と躍動感が体感できるのである。
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